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ケーススタディタイトル
眺望撮影以外での個別の撮影事例を紹介するケーススタディ
四日市ナイター競輪 B1ポスター
ナイター競輪ポスター■ファーストコンタクト
三重県四日市市のデザインプロダクション、株式会社ロゴスの代表田中郁夫氏からクレーンカムにお問い合わせをいただいたのは2007年12月初旬でした。
内容は「来年2月下旬にナイターで開催される四日市競輪を斜俯瞰で撮影できないか」というもの。伺うところによると、四日市は海浜地帯のため1年中強い風が吹いているとのこと。当然画面はブレることなく、しかし選手たちは疾走感を出すため少し流したいというリクエスト。
つまり夜間の風の中で上空から低速シャッターを使い施設をピタリと決め、その中で選手の躍動感を出すというという大変厳しい条件でした。
またそもそも上空数十メートルから見下ろす競輪場とはどのように見えるのか、といった疑問もお持ちのようでした。

クレーンカムでは動画の撮影を含め、様々なお問い合せをいただきます。
その中でお客様が最終的に何を求められているか見極め、最適であると判断すればラジコンヘリコプターやバルーン、実機空撮といったクレーンカム以外の撮影方法をお勧めすることもあります。
しかし今回のケースではもっとも成功の可能性が高いのはクレーンカムであると判断し、ただちに見積作成とGoogle Earthによる簡易シミュレーションを送付しました。
GoogleEarthシミュレーション
■ライバル登場
年が明け、田中氏よりセスナ機による実機空撮も検討しているとのご連絡をいただきました。もちろんクレーンカムを使うことが目的ではなく、最終的に良い写真を手に入れることが目的ですので撮影方法の選択は自由です。
しかしクレーンカムのベースである広告写真家として実機空撮も多く経験している中、それがどのような結果をもたらすかは容易に想像がつきました。
高度300mから1施設を狙うには望遠レンズを使用します。ワイドレンズによる迫力あるアングルは望めません。ゴールの瞬間を特定の方向から狙うのは、旋回し続けいている飛行機からは至難の業です。また夜間300m先の飛行機の小窓から、施設はブレずに選手だけがブレているカットというのもかなり厳しいと言えます。
3Dシミュレーション■3Dシミュレーション
そういった問題もクレーンカムを使えばすべてがクリアできます。
そこでクレーンカムではゼンリン地図を使いできるだけ正確な競輪場の寸法を割り出し、そこからどの方向に何メートル離れて何メートル上がったとき、何mmのレンズを使えばどのように見えるのかというシミュレートを3Dソフトを使い5カ所から行いました。競輪場の周りは券売所やバスの発着所、売店などがありクレーンを設置できる場所が限られていています。実際設置が可能な場所を探りながらのシミュレーションとなりました。
また同時に過去の実績として似た施設の中から陸上競技場の写真も提出しました。これらが四日市市の競輪ご担当者の目にとまり、ご発注をいただくことができました。
本番撮影ではシミュレーション4-50mとほぼ同じアングルで撮影できたことはポスターと見比べていただければ一目瞭然です。若干天地の広がり感が違うのは、ポスターに採用されたカットが高度58mからの撮影バリエーションだったためです。

■四日市にて
話は前後しますが、受注するにあたり前泊をお願いしました。日没後からの撮影なので当日朝の出発でも十分間に合いますが、前日のうちに撮影と同時刻に同じ照明の条件下でテスト撮影をしたいという実に写真屋的発想からです。もちろんクレーンは使わずに観客席からの手持ち撮影となります。
前夜市のご担当者にもご足労いただき照明の点灯などのお手間を取らすことになりますが、結果的にこのテスト撮影のおかげで本番当日は残照のある時間から的確な露出・ホワイトバランスで撮影ができ、余裕のある撮影につながったと考えています。

クレーン写真さて本番当日の風ですが・・・日中吹き荒れていた風も本番時には拍子抜けするくらいの微風となり、四日市の方も「こんなことは滅多にない」と驚くほどの絶好の気象条件です。
本番3時間前にクレーンが到着。1時間半前にはすべての機材がスタンバイ完了。CCDのスイッチを入れるとシミュレーション通りのアングルがモニターに映し出されました。

17時40分、日没後最初のレースである第6レースより撮影開始。
30分後の第7レースには完全に夜の状態。
レースごとにメディアを入れ替えパソコンで画像を確認。第7レース終了の時点ですでに当初の目的にかなうカットが撮影できたことを田中氏が確認。以降最終第12レースまでの間、高度を変えたりクレーンのブームを旋回しカメラ位置を移動したり、レンズの焦点距離をやや望遠気味に、シャッター速度をさらに1段遅くといったバリエーションを組み合わせて撮影。結局ポスターにはこのバリエーションの中からのカットが採用されました。
撮影カット
高度・焦点距離・シャッター速度などを組み合わせ様々なバリエーションを撮影 <すべてノートリミング>
■撮影を終えて
20時40分、7レース分全110カットで撮影終了。
施設そのものがブレてNGになったカットはゼロでした。時折風は吹いたものの、クレーンカムが風に強いことの証明になったような、ならなかったような・・・。
本当はもう少し強い風の中で撮影成功をしたかったのですが、それは後だから言えるあまりにわがままな強がりというものです。今回は「運も実力のうち」という言葉に甘んじる結果となりました。
バンクのアップ
選手だけが流れて当初の課題もクリア <トリミング済み>
株式会社ロゴス 田中様より寄せられたコメント
田中氏顔写真まずは、制作コンセプトから説明したいと思います。

このデザインは、今回のオファーをいただいた、当時の理事さんにとってたいへん熱い思いがこめられたものであったということをまず申し上げたいのです。
四日市競輪のひとつの節目でもあり、記念すべき事業となるものでした。つまり、ナイターけいりんという無謀ともいうべき画期的なアイデアを取り入れ成功に導かれた氏の発想にこたえたいという気持ちを表現したかったのです。
「サマーナイトフェスティバル2008」を成功させるためというより、四日市けいりんは、変わったというメッセージを強くアピールすることに重点を置きました。

何よりもナイターけいりんをしていることを表現しなければいけないということが最大のテーマでもありました。
バンクの写真を空撮でドーンを画面いっぱいにもってこようということでとりあえず写真撮影へと駒をすすめ、酒井氏のコメントにもあるようにたいへんなハイリスクを背負っての撮影となりましたが、おかげさまで天気はよく風ひとつない絶好の撮影日和となり、イメージどおりの画像ができあがりました。あとは、これをいかにうまく料理するかにかかってきます。

やはりけいりんを支えるのは熱心なけいりんファンであり、観客です。
ポスターに、よりインパクトを持たせ、目を引くのはイラスト以外に思いつかず視察ナイターで見た観客をモデルにさまざまな表情やポーズで喜怒哀楽を表す人々をマンガチックなイラストで約200人ほど描き、写真とのコラボとなりました。
ナイターらしくバックは黒で締め、バンクと観客が浮き出てひとつになるようすを表現しました。結果はごらんのとおりです。

撮影のお世話になったカメラマンの酒井氏はまったくの初対面であるにもかかわらずどんな注文にもこころよく対応いただき、たいへん感謝しています。

株式会社ロゴス http://www.cty-net.ne.jp/~logos/
ポスターアップ
ポスター下部には田中氏の手描きイラストによる個性溢れる観客が200人以上登場 氏の丁重な仕事ぶりがうかがえる
========ケーススタディ========
>> Vol.02 ドラマ「コード・ブルー」ドクターヘリ真俯瞰撮影
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