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■実機
(ヘリコプター・セスナ)
航空法の定めるところにより、市街地では航空機の水平半径600m内にある最も高い構造物から300mの高度を保つとなっています。しかし都心でも撮影のために「どう見ても150m(地上から)ぐらいまで降りてきているよなぁ」というような光景に出くわすことがあります。
■バルーン
実機以外で最も高々度までカバーできるのがバルーンです。理論的にはバルーンを係留するケーブルの長さだけあげることができますので、どんな超高層ビルにも対応できます。
■ラジコンヘリコプター
ラジコンヘリコプターはオペレーターが目視でコントロールしますので、機体の姿勢の確認できる範囲ということになります。機体の大きさやオペレーターの動態視力にもよりますが、100〜120mぐらいでしょうか。
■クレーン
自走式クレーンと高層建築現場などで活躍するクライミング式ジブクレーン(タワークレーン)があります。いずれにしてもアームの届く範囲に限られます。自走式の場合、「孫」と呼ばれる補助アームをつけて50tonクラスで54m(17階相当:メーカーにより多少異なります)、100tonクラスで68m(22階相当:メーカーにより多少異なります)。50tonクラスはほとんどのクレーン会社で保有していていつでも利用できますが、100tonクラスは道路の走行許可申請に1ヶ月ほどかかります。
これ以上となると例えばタダノのAR-5500Mなどの機種を使えばラフィングジブを併用することにより130m以上の揚程をかせぐことができますが、チャーター料金は現実的とは言えません。
また眺望撮影に限っていえば、クライミング式ジブクレーンを使えば工事が始まってからでも撮影が対応できます。工事の進行にあわせてクレーンの高さも上がるのでどの高さの撮影でも可能です。
■高所作業車
地上25mまでなら高所作業車がお薦めです。自走式の場合、10m以下のものから25m前後まで細かく車種が選べます。また建機レンタル会社から手軽に借りて現場まで運転していく、というわけにはいきませんし莫大なチャーター料がかかりますが、オペレーター付きで50mから88mまで上がれる機種もあります。 |